風邪による肺炎と気管支炎には気を付けよう!

風邪が長続きする男性 咳や鼻水、発熱と言った一般的な風邪の症状が長引き、検査をしたら気管支炎や肺炎と言った重篤な状態になっていたということがあります。
ウイルスが鼻やのどなどに付着して活動をした風邪の症状から、さらに気管支の粘膜にウイルスが入り込んでしまうと気管支炎を起こしてしまいます。

気管支炎になると痰の量が増えて、黄色い痰がでるようになります。
気管支炎は高齢の男性に多く見られる症状で重症化すると全身倦怠感や胸部不快感、高熱などの症状が現れます。

一方肺炎はウイルスの菌がさらに肺にまで達し、肺が炎症を起こしてしまう病気です。
重症化すると年齢にかかわらず死に至ることがあります。
特に高齢者に多く、日本人の死因の第3位になっている病気です。
年齢が上がるにつれて肺炎の死亡率が高くなり、90歳以上では死因の第一位になる恐ろしい病気です。

肺炎になると咳や痰がひどくなり、進行すると呼吸困難を引き起こします。
一刻も早く呼吸器科に架かる必要があり、すみやかな治療が必要になります。

風邪をこじらせ肺炎になると全身状態も悪化してきます。
全身のはげしい倦怠感や食欲不振などがあり、熱が数日間下がらないといった症状があれば肺炎を疑う必要があります。
肺炎かどうかを調べるために、医療機関ではレントゲンや血液検査をします。
レントゲンでは肺が白く映るのが特徴です。

せきやたんは埃やハウスダストによる気管支喘息でも起こりますが、風邪とは違い、非常に長引くのが特徴です。
風邪ならせきやたんは一週間程度で治りますが、喘息や気管支喘息はそれ以上続くのが特徴です。
風邪をひいた後にせきやたんがいつまでも長引く場合に、埃やハウスダストによる喘息を疑って、呼吸器科で検査をしてもらう必要があります。

このようにせきやたんといった症状でも、風邪、気管支炎、肺炎、あるいは喘息というように様々な病気の可能性があります。
異常を感じたらできるだけ早く医療機関に行く事が大事です。

肺炎や気管支炎の治療にかかる費用と期間は?

肺炎や気管支炎の治療にかかる費用や期間はどれくらい必要なのでしょうか?治療の費用は病気の進行具合によって大きく変わってきます。

気管支炎で、入院を必要とするほどの症状でない場合、診察料や投薬量、検査代などを含めて5千円~1万円ぐらいの費用で済むことが多いです。
クリニックによって費用は多少変わりますが、通院で済む場合はそれほどかからないのが普通です。

臨床上では、急性気管支炎が治るまでに架かる期間は3週間を超えないものとされています。
医療機関で適切な治療を受ければ、一週間から10日ほどで治るのがふつうです。
3週間以上治療が必要な場合は、慢性気管支炎と診断されます。
慢性気管支炎と診断されれば、長期間の治療が必要になります。

また急性気管支炎で入院が必要とされれば、入院費が必要になり、1日当たり2万ぐらいの入院費が必要となります。

一方肺炎の場合はどのくらいの治療費や治療の期間がかかるのでしょうか?肺炎でも通院で治療が可能です。
その場合は数週間から1カ月ほどの治療期間がかかると考えられます。
肺炎で入院した場合も入院は2週間かかることが多く、風邪のように一週間程度で治るのは非常に難しいです。

肺炎の治療費は肺炎の重症度によって異なります。
軽い肺炎の場合、通院だけで済むので1万円~2万円程度で済むことが多いです。
一方重症化した肺炎は1カ月近く入院することがあるので、入院費と治療費を含めて10万ぐらいかかるとみなされます。

肺炎や気管支炎になると体もとてもつらいだけでなく、治療の費用や期間もかかり、心身ともダメージが大きくなります。
風邪の症状を軽く見ないで、なるべく早く医療機関にかかり適切な治療を受けることが大事です。